ひき逃げてんまつ記

ひき逃げにあってしまったワタシの覚書

Chapter19 院内ファッション(患者編)

病院スタッフさんたちの制服については以前書きました。

驚くほどすっきり機能的になっていて素晴らしいって。

どころがです。

病棟内を構成するもう一方の方々、つまりは患者さんたちの着るものって、十年一日ホント変化していないような気がする。

 

そりゃ年配者がほとんどですよ。

しかも皆さん何らかのダメージを受けてここにきているので、着るもの(主にパジャマですね)なんぞにかまってられないでしょう。

それにしてもあまりにもパジャマのバリエーションがなさすぎる。

多分ワタシも含めてパジャマにお金をかける人が少ないからかもしれない。

病院が求める前開き着脱簡単年配者OKのものとなると、パステルカラーの花柄一択になるようです。

 

ワタシは似合いもしない、好みでもないこの手のパジャマは論外でしたので、ひたすらでっかい息子のTシャツと半パンで2か月間乗り切りました。

病棟内の空調は一定なので、寒がりのワタシでもこれで十分だったわけ。

それにしても、実際似たようなパジャマ姿の人ばっかり見ていると気がめいっちゃうんですよね。

もういっその事パジャマもレンタルで統一したほうが見た目がいいかもしれない。

ましてや救急病棟なんだからさ。

 

そして手術着。

これも通常ならそれほど回数を着るものじゃないから、まぁこんなもんかと受け入れる程度の衣類でしょうが、さすがに4回も着るはめになっちゃうと、も少しなんとかならんのかとげんなりしてしまいました。

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このつんつるてんのデザインといい、微妙な色合いといい、ペラペラの安っぽい生地といい・・・あーあ。

ワタシはあれを着ると、どうもうらぶれた心もとない不安な気持ちになるのですが。

次に病院としてお金をかけて変えていきたいとお考えならば、ぜひ患者側の衣料システム改革をお願いしたいです。