Chapter2 空白の1か月と共同生活について
本日はとりあえず経過説明から始めますね。
ここに再アップするツイッター投稿は10月7日にスタートしております。
で、ワタシがひき逃げられて病院送りになったのが9月5日。
およそ1か月のタイムラグがあるのですが、それはその頃になってようやくこのような事が出来るようになったという訳なのでした。
運び込まれた当初は事故ショックで何が何だかわからず、次は全身打撲と擦り傷でどこがどう痛いのか不明状態、そして骨折手術2回と重い装置に繋がれての皮膚再生治療。
こうして振り返ってみると、あのひと月間は突然降りかかってきた理不尽な状態にどうしても納得できなかったような気がします。
1ヶ月経ってどうにかこうにか入院生活にも慣れ、やっと絵を描く気力が出てきたのでしょうね。
そこでこのスケッチです。
そう、入院ライフとはすなわち共同生活なり。
ここの救急病棟の場合、基本4人部屋でした。
幸いなことに、最初ワタシは窓際の明るい場所で、そこそこプライベートを確保しつつ快適とまでいかなくても心穏やかに過ごしておりました。
同居患者さんたちはほぼ80オーバーのおばあさんオンリーで、各々足やら膝やら大腿骨やらを骨折した下半身不自由なお年寄りばかり。
そしてワタシも同年齢の母を持つ身です。
あの年代の特徴も癖もだいたい理解しているつもりなので、大声での話し声や独り言、様々な物音だって、たとえ真夜中だろうとため息つきつつもやり過ごしておりましたとも。
けれど!
ワタシがなんとか人間らしい余裕を取り戻しつつあった10月頭、ワタシの許容範囲を超えるお年寄りが隣に入院してきたのでした。
それは自己顕示欲全開のスマホばーさん。
後日改めて登場いただきますが、この人のおしゃべりはとにかくワタシの神経を苛立たせ、速攻イヤホンを耳に突っ込むか、病室からどこかへ避難するか(もちろん車椅子で)しないと堪え難かったのでした。
いやホント共同生活って大変ですわ。
忍‼︎
続きますよ〜。