ひき逃げてんまつ記

ひき逃げにあってしまったワタシの覚書

Chapter7 病室での暮らし

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まずは上記の病室イラストをご覧ください。

大雑把に描いていますが、ここのいわゆる大部屋は、ワンルームをざっくりカーテンで4部屋に仕切ったものでした。

前にも書きましたが、ワタシは一面が窓側の明るい場所を与えられ、たとえペラペラのカーテンでもある程度プライバシーがキープできる空間で過ごせたので、ほとんどの時間ひたすら読書で時間を潰すハメになったワタシにとって、これはとてもラッキーなことでした。

 

同居人の方々は、ワタシと同じくほぼ足がヤラれて自立歩行困難、しかも高齢者のため自由に車椅子すら乗れずベッド上オンリーの人が多かったように思います。

大抵の方は手術後院内リハビリを2,3週間受けてから、7階へ移動し更に院内リハビリをそのまま継続するパターン(軽症の人)と、リハビリ専門病院を紹介されて早々に転院するパターン(重症の人)のどちらかになります。

実はワタシも2回目手術終了後転院を勧められたのですが、それから急遽追加手術が決定し、やむなくそのまま6階(救急病棟)に居座ることに。

一番若くてとりあえず車椅子でウロウロしまくっていたワタシが、最後まで残っちゃうってどういうことよ、ホントに!

 

おかげでいろいろなお年寄りをウオッチングさせていただき、それはそれで面白く興味深かったのだけど、たった一人だけどうしても我慢できない人がいました。

見方によっては頭のいいおもろいばーさんなんだろうけど、多分ワタシの性格上ムリな方だったんだろうと思います。

次はピンポイントでその方のお話です。