ひき逃げてんまつ記

ひき逃げにあってしまったワタシの覚書

Chapter6 水分の取り方

食事はたとえ半量で放棄しても大して支障はないのだけど、水分ばかりはそうはいかない。

ましてや院内の乾燥しまくり状態はChapter4でも書いた通りです。

そしてこの病院では基本配茶サービスを行っておらず、朝昼夕食時のお茶はもちろん、合間の水分も自力で調達しなくちゃならないのです。

動けず家族のフォローも難しい患者に対してはある程度助けてはくれますが、さすがにずっとは無理みたい。

 

ワタシの場合、ベッド上安静中はペットボトル水を買いだめしておき、例の吸い口に移して飲んでおりました。

吸い口でっせ?

よく病人の枕もとに置いてあるアレです。

何しろ500mlのペットボトルすら持てないので。

コレのおかげで最初の1週間を乗り切ったようなものでした。

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そんなこんなでようやくたどり着いたお茶デビュー。

車椅子で給湯器のある談話室まで行くことが可能となり、1日4,5回の給茶が日課となった頃にスタバのタンブラーを使い始め、これが少々使いづらかったので耐熱マグ(借り物)に変更し、結局退院までお世話になりました。

こういったなんでもない移り変わりが、まさしくワタシの回復度を表していますね。

 

次回は再び同室ばーちゃん達のお話です。