Chapter4 入院生活の必需品(自分比)
はい、これは入院生活をなんとか乗り切るために、ワタシにはどうしても必要だったものものです。
日々の暮らしを少しでも快適にしたいという前向きな気持ちが芽生えると同時に、速攻息子に頼んで持ってこさせたものは、ラジオと本でした。
活字中毒であるワタシにとって本は常に側にあるべきものですが、実はラジオも密かな必需品。
特に午前中のFM802は、気持ち良く1日をスタートさせるにはうってつけで、聴きやすいDJと万人向けのヒットチャート、軽くニュースと天気予報を定期的に流していれば、このような非常事態の自分もどうにか保てる気がしたのかもしれませんね。
本といえばお初のキンドルは友達からの借り物でしたが、こいつが素敵でした。
事故から約2週間はワタシほとんど両手が使えなかったのですが、キンドルは枕や布団に立て掛ければきちんと自立してくれる。
なので寝たまま楽々読めるし、タップするだけでページもめくれる、おまけに友達&友達夫のセレクト本がたっぷりダウンロード済みでとっても新鮮。
常時3,4冊同時進行で読まないとすぐ飽きちゃうワタシにとって、まさに神ツールと言えるでしょう。
リップクリームは乾燥しまくっている病棟内では必須。
もともと唇が乾きやすいワタシ、ほんの2日ほどでガサガサカビカビになっちゃって、車椅子で移動のお許しが出るやいなや院内ローソンに駆け込んで、一番に購入したものであります。
そしてその車椅子。
両手をヤラれて松葉杖すらも使用できなかったワタシにとって、これがなければ本当に生活が成り立ちませんでした。
怪我状態と手術後の事情によって何台か乗り換えたけれど、すっげーボロいのもあったけれど、ありがとう車椅子。
まさかこの歳で車椅子を乗りこなせるようになるとは思わなかったよ。
次回はハマるにもほどがあるという入院中のおやつの話です。